「有機梅干」の認証には、ダブル取得が必要です。

「有機梅干」の認証には、生産工場の有機認証と有機の梅を作る「畑」の有機認証のダブル取得が必要です。

1.非常に厳しい生産工程管理者としての有機認定取得(有機梅干ができる畑の認証)

有機の梅を作る「畑」の有機認証取得には、梅の栽培に「農薬」や「化学肥料」を一切使えません。
「農薬」の代わりに害虫を寄せ付けない為の匂いの強い植物を回りに植えたり、「化学肥料」の代わりに専用の堆肥作りもかかせません。
また、近隣の畑からの「農薬」の飛散が起こらない立地条件も有機認証に必要となってきます。
数々の厳しい条件を第三者認証機関の審査の末、クリアして初めて有機の生産工程管理者の認証が取得できるのです。

2.有機梅干を加工する生産工場の有機製造業者認定取得

JAS有機認証を得るには、有機梅干を加工する生産工場自体の有機の製造業者認定を取得します。

有機の製造業者認定をクリアする為に有機梅干専用の製造ラインが特別に用意されます。
有機梅干専用の製造ラインでは、有機梅干の製造過程で一切の化学物質が混じらない事が必要になります。
数々の厳しい製造工程の条件が満たされているか、第三者認証機関の審査を受けた結果、生産工場の有機認証が得られるのです

3.「工場」と「畑」の有機認証のダブル取得が絶対条件

生産工場と有機梅干を栽培する畑の有機認証のダブル取得があって、初めて、有機農産物加工食品である「有機梅干」に 「有機JAS」マークが貼られ、「有機梅干」が誕生するのです。

4.「JAS有機」認証のシールは、「有機梅干」の証拠

「有機梅干」は、農薬や化学肥料を一切使わず、厳しい「有機JAS」の認定をクリアした梅干だけが「有機梅干」と名乗れるのです。
そしてその証明は、第三者認証機関が認定した「JAS有機」認証のシールが貼られたものだけです!
勿論、「JAS有機」認定シールには決められた「規格」があります。
勝手に「有機」と名乗っている農家の梅干しは「偽物」。騙されないように。

5.紀州産南高梅の有機梅干の第一人者は

和歌山県の有機梅干メーカーと言えば「丸惣食品株式会社」が平成13年(2001年)4月農林水産大臣の登録認証機関「和歌山有機認証協会」より、有機農産物・有機農産物加工食品の認定を取得しています。
実は、このブログの筆者自身もこの有機認証に関わっていました。当時の日本産業新聞の取材を受け、「丸惣食品株式会社」と筆者が有機梅干の販売会社として設立した「有機梅干食品」が記事として残っています。

その後、和歌山県の数々の梅干メーカーが有機認証を取得し有機梅干が拡大していきました。

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